交際中の二人へ

よく相談があるのが、会話が続かないとか一緒にいて楽しくない・・・
それはなんとなく合ってない気がする。
人は、時間経過とともに人間的に成長しています。
若いカップルなら、今時のトレンドにあったデートを楽しんで、どこに行って、どんなリアクションをして、どうやってたくさんの楽しみを得るか分かっているでしょう。
しかし、一定の期間、恋愛から遠ざかっているとすれば、その楽しみ方に違和感を覚えるかもしれません。
アラフォー世代以上の人は、大抵の人が恋愛においてもそれなりに経験があり、自分を理解しています。
長くつきあった恋人がいたら、その別れる経験を引きずっていることもあるでしょう。
まして離婚などを経験しているなら、もう傷つきたくないとどこかで思っていることも確かだと思います。
しかし、それがもう恋愛ができない、デートを楽しめない、という理由にはならないです。

あなたらしい記憶に残るデートを
人間的に成熟期に入った今、じっくり話をして、互いのこれまでの人生を深く知りあうようなデートはどうでしょうか。
がやがやした居酒屋に行くより、
くつろげるカフェや静かなレストランでじっくりと相手と向き合いましょう。
体を動かすのが好きならばサイクリングなどを楽しんでみては。
ただ座って映画を見るよりも、
舞台のショーや演劇を見に行くのもおすすめです。
アラフォー以上の世代になればもう自分の望むことが分かっているでしょう。
だから必ず2人が同じように楽しめることをしましょう。
ノリで楽しむのではなく、コミュニケーションを。
若い頃はその場のノリが楽しければよし、としていた人も多いのではないだろうか?
そういう楽しみ方は記憶には残らない薄っぺらなものが多い。
言葉のやりとりを楽しんだり、互いの痛みや思いやりに触れたりするような時間を共有することが、
より印象に残るデートになるのかもしれません。
二人の価値観が同じかどうかは、60分程度の最初の出会いの場でわかるものでは、ありません。
二人でどこに行くかを話合ったり、実際に食事をしている時の話題の中にその人となりが生れてきます。
私はよく「さっぱりしているけど、どちらかというと男前の方やな」と人から言われます。
言われるまで気がつかない自分自身でしたが。
でも、こんな風に人は人を話をしていると感じるのだと思います。
その感性を大切にすることで、交際から結婚を意識する関係へと繋がっていくのではないでしょうか。
最近読んだ佐々木常夫さんの著に書いてあった言葉が印象に残ります。
まず、自分が相手を理解することに
そして、
相手に自分をわかってもらおうとすること


交際から、結婚へうまくつなげていく大切なポイント
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