私にお相手の年収がわからないようにご紹介くださいませんか?

2017年がスタートしました。
今年は、この婚活業界も激動となると言われています。身が引き締まります。
年末年始、やはり考えるのは、会員の成婚のこと。
ふと、頭に浮かんだのが、
「私にお相手の年収がわからないようにご紹介くださいませんか?」という提案をした寿退会会員のことです。

彼女は、3年程度前に婚活をしていて、
周りの意見や世の中のものさしに惑わされて、結局、結婚というより婚活することに疲れて、結婚相談所を退会したのですという相談からでした。
周りの意見とは、親兄弟が、やはりこれくらいの年収がないと、暮らしていくことができないよ!という一方的な声や、
世の中の平均年収はいくらであるとか、〇〇さんの旦那さんは、<どこそこ>にお勤めだから、専業主婦でもいいのよ~みたいな声。
でも彼女は、仕事を辞めたくないと考えています。
お相手の年収も二人で合せて、生活できるくらいであればそれでよいのです。
逆に、あまり高い年収の方は、主婦の役割もきちんとするようになんて言われ気がして、
自分には合わないと思います。
そんなお話をしてくれました。
彼女の望む結婚生活や人生設計がこれだけ明確であるのに、
なぜ、前回は成婚が難しかったのか?ちょっと不思議に感じ、その気持ちをそのままぶつけてみると
「年収という分かりやすい物差しがあると、この人はこれくらい稼ぐ人なのかとか、
この人はこれくらいなのかとか、考えてしまう自分がいて、それがすごく嫌になって、
結婚相手を探すって感じになれなかったです。そんなことで人を判断してしまう自分も妙に嫌で」
いつも、プロフィールカードに年収があるのが普通と思っていた私にとっては
仰天の意見でしたが、冷静に考えると、それもあるかなと感じます。
これだけ、女性が社会進出をして、男性と同じように働く世の中になってくると、
本人に出会う前からすでに見えているお相手の台所事情で、その人を分別してしまう慣習ができあがり、
それが、また自己嫌悪に繋がることも納得です。
それから、私は、彼女には年収をオープンにしない形でお世話を続けました。
そして、めでたく活動10か月程度で、素敵な伴侶と巡り合い、寿退会となりました。
この彼女との出会いは、私の中で大きく心に残る出来事でした。
決まった形のものが、必ずしてもベストでないことを学んだご縁組でした。
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本当に最後の婚活になりました。良かった!(^^)!

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